2014年10月10日

お直しもまた楽し

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紫系ばかりの古い縮緬を市松はぎにしたスカート



先日このスカートをご購入くださったお客様から


スカート丈のお直しのご依頼をいただきました。


ブーツを履きたいので丈を少し詰めて欲しいとの事。


3cmほどの詰めでしたが、下のボーダーを詰めると


全体のバランスが崩れるので、時間はかかるけれども


一旦ウエストをほどいてから上部で詰めることに。


こんなメールのやりとりでのご相談も楽しかったです。


何より丈についてそこまでこだわって下さることへの感激。


縮緬のスカートからブーツが覗くととても可愛らしいのですが


そんなお洒落心に満ちた計算に心がウキウキしながら


針を進めました。

CIMG2361.JPG

直していると一枚一枚の布の思い出が蘇ってきます。


この布は20年前に骨董市で購入したっけ。


これはあの店で一目で気に入って。。。など。


どれもとても大切な布たちでした。


私はこの一連の縮緬パッチワークのスカートを


以前の記事にも書いたようにもう30年も作り続け


今もってその魅力に驚かされています。


もう着られなくなった縮緬の端布の美しさに魅せられ


なんとか着られるものに、と思いついて作り始めたスカート。


その頃は縮緬といえばお細工物で、スカートなどは恐れ多い


という時代でしたが、元々着るものであった布なので


着てやった方が布も喜ぶだろう、と思ったのです。


その意味では布への供養の気持ちもこもった作品です。


以外に強く長持ちします。


縫い代の始末や補強のステッチをかけるのが大変ですが


できあがると本当に嬉しいです。


一流ホテルでの会食などにもちっともひけをとらない気品。


さまざまな職人の手によって生み出された「縮緬」という


日本で最高級の絹織物だからこその魅力だと思います。


こんな美しいものを作る幸せへの感謝の気持ちで一杯です。


これもまた私自身が欲しい!と思った作品ですが


そんな気持ちが喜んでいただける作品作りの基本だと思います。


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*古布リメイク作品はショップ布舞でお譲りもしています。

売約済みの場合には何卒お許し下さいませ。



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今日もおかげ様でがんばれます。

m(__)m



↓こちらでは小物作品や生活日記のブログを書いております。

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乙女小箱.gif


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posted by mie at 08:23| Comment(0) | 絹の服 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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