2018年09月04日

牛若丸と弁慶のワンピース

CIMG7103.JPG

牛若と弁慶の平絹を藍大島に合わせてみました〜♪
Indigo dyed silk and fabric with printed old samurai hero 
patched together and have put some sashiko.


毎日せっせと作るのに精いっぱいでなかなかブログまで

手が回らず申し訳ありません。


最近はオークションにも出品させていただいておりますので

梱包や発送も増え、着物をといて、洗って、アイロンをかけて

夜寝る間際までデザイン画を描いたりして、まさに古布三昧の

日々を送っております。


おかげさまでお客様から嬉しいお声をいただけて

大好きな仕事ができ、本当にこれ以上幸せな事はありません。


私がこんな素晴らしいライフワークを得たのは、そもそも

明治生まれの祖母のおかげでした。


私はお婆ちゃん子で、母親が商売で忙しかったので、いつも

葛飾のおばあちゃんの家に入り浸ってはお針を習ったり

思い切り甘えたりしていました。そんな折。。。


おばあちゃんがだいじにだいじにとっておいた昔のはぎれや

私たちが幼い頃に着た着物の布をある日私に「はいよ!」

ってくれたのです。あれからすでに半世紀をとうに超えました。


あの時のワクワク感は決して忘れられません。

時を経た布というものをはじめて見た瞬間でした。


そして大人になって80年代に入り、ふたたび「古布」

という世界がある事を知りました。


その時にHさんというカリスマ性のある、古布好きな方と出会い

まだ古布で作ったものがめずらしい時代でしたが、意気投合して

お互い切磋琢磨しながら作品作りに励みました。


それ以来不思議なご縁にひかれるまま、美しいと思った布を

次々とコレクションしてきました。


そして本業のかたわら、見よう見まねでたくさんの作品を

作ってきましたが。。。入るほうより出るほうが多いので

お金は溜まりませんでしたが、たくさんの事を学びました。


大好きな布を最大限に生かしたものがいつも作れるとは限りません。

失敗も数多くあります。


そんな中で今日ご紹介するこのワンピースは布の持ち味が

充分に活かせた作品になったと自負しています。


自己主張の強くない藍大島の二種、そのままでは面白くありませんが、

このレトロな子供着物からとった弁慶と牛若丸の平絹と一緒にしたら

まるで魔法をかけたように双方が生き生きとしてきました。


嬉しくなって弁慶と牛若丸に丁寧に刺し子をしました。

こうしないとアップリケがずれこんでしまうからです。

数多い失敗を嫌というほど経験して取得した智慧です(笑)


CIMG7091.JPG
牛若の扇を投げられ、たじたじの弁慶。

布をいたわるように刺しました。絹ですから糸も絹を使っています。

ところで。。。弁慶と言えば七つ道具ですね。

CIMG7092.JPG
それでポケットにはその七つ道具もアップリケしてみました。

ちなみにこちら↓私の道具の一部です。

CIMG7107.JPG
七つ道具というより無数のものがごちゃごちゃと。。。なぜか金づちが(笑)


CIMG7095.JPG
背中には牛若が弁慶に扇を投げつけた瞬間が描かれています。

羽織紐も効果的に良い雰囲気を添えました。

CIMG7090.JPG

時の修羅場をくぐりぬけてきた布たちを生かせた時って

最高の気分ですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日もおかげ様でがんばれます。
m(__)m

ブログでご紹介の作品は布舞で販売しております。
売約済みの際はご了承下さいませ。

オークションにも時々出品中です。
こちらからどうぞ。


↓こちらでは小物作品や生活日記のブログを書いております。
My diary and tiny handmade works:
乙女小箱.gif




posted by mie at 10:03| Comment(0) | 絹の服 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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